今日は、久しぶりに農地再生協議会で嬉しいことがありました。
今年の菜種を初めて志田沢搾油所で搾った菜種油を南相馬市の12か所の小中学校に納めて来ました。
菜種、約1536キログラムを、一斗缶16リットル32缶を約1カ月かけて搾り、濾過し、詰め、梱包を全て、一人の女性がやり遂げました。本当にすごい事です。
二年前、鳥取から一人で移り住み、農業と搾油を始めた農地再生協議会に興味を持ち、勤め始めました。
今では、コンバインも動かし、菜種の圃場を一つ一つ把握して、種の状況を見極め、丁寧に搾ってくれています。それから事務所の女性職員も頑張ってくれています。
そんな二人と一緒に女3人で各学校の給食室に届け終わりました。遺伝子組み替えのない、化学処理もしていない、良い、美味しい生搾りの菜種油を、南相馬の子供達の給食に使って頂けると思うと、ここまで関わってきた事が報われる。
これからの事業の継続と安定に向けて、少しでも役に立っていきたい。
次は、生搾りの油の酸化し難いスモークビンに変える事と、無添加のドレッシングを作る事にチャレンジしてみます。お待ち下さい。
2020
09Nov